Archive for 11月, 2009

カメラ雑誌今月号にて

土曜日, 11月 21st, 2009

Eyewitness共同代表の小原玲です。

現在発売中のデジタルカメラマガジン12月号の「先駆者の現場」で

小原玲が10ページ登場しています。

またアサヒカメラ12月号で桃井和馬が登場しています。
 
宜しくお願いします。
 
 
 

映像の漁師・猟師

金曜日, 11月 20th, 2009

2009年11月20日

現在成田空港の第二ターミナルにいます。
これから今回の目的地であるチリ、サンチャゴに出発。
  
昨晩は1日雑事をこなし、
夜遅くからパッキングをスタート。
いつものこととはいえ、
やはりほぼ徹夜になってしまいました。
  
でも、海外に行くのは楽しく、
頭の中で現地の行動を何度も想像しながら、
パッキングをつづけました。
 
(頭で現地の行動を想像するのは、何を持って行くか、
服はどの程度寒さに耐えられるものが必要なのか
などのシミレーションのためです)
 
南米の最南端を目指す今回の旅も、
前回のアタカマ砂漠同様、
-10度から50度に気温が変化する行程です。
 
それにパタゴニアの南からの強風を受け続けると、
気温以上に体感温度は下がるはず。
そのため防寒具はかなり必要になると予想できるのです。
 
私は海外に行く前、または行っている途中が好きです。
 
理由は、これからまた何らかの未知なる経験が待ち受けているからです。
 
それと同様に、私は海外から日本に帰る時も好きなのです。
飛行機の中で、ダラダラと飯を食い、映画を見、寝る。
そして、日本で食べたいものを思い浮かべる。
 
それがあと何時間後に食べられると思ったら、
それだけで、心はうきうきしてきます。
 
日本で、
好きなモノを、好きな時に食べられる生活をしていたなら、
絶対にこの感情を思い出すことは出来ません。
  
また、海外取材で心身ともに疲れ果てたあとの帰国時は、
住み慣れた自宅、使い慣れた日本語での生活を
再び送ることが出来る安堵感が身体全体を包んでくれるのです。
 
つまり、海外に行くのも麻薬的に好きだし、
海外から帰ってくるの、どうしようもなく好き。
 
先日、TV撮影において、「農民になりたいですか?」と訊かれました。
  
私は迷わず、
「農民には気質的になれません。私がなりたいとしたなら、
それは漁師、猟師のどちらかです」
と答えました。

常に移動を続けたい。
常に新しい発見をしてみたい。
 
この抑えようもない感情が
写真家のモティベーションの源なのです。

 
 
 

桃井和馬  4つのお知らせ

火曜日, 11月 17th, 2009

転送・コピペ、ブログなどへの引用は自由です。
重複して受けとられることをお許しください。
配信停止はこのメールに返信でお知らせください。
 
 
 

1/
10月、チリのアタカマ砂漠を歩いてきました。
ここは最低気温が-10度、最高気温が50度と、
一日に最大で60度も気温が変わる場所。
湿度も10%~20%ですから、水道の蛇口をひねるだけで
青白い火花となった静電気が走るのです。
 
こんな場所でも人間は生活しているのですね!
 
その中でも世界記録に記録されているのが
オアシスの村キリャグア。
 
「1964年から37年間の平均年間降水量は0.05mm、
その間に雨が降ったのは、たったの4回・・・」NHK BS HPより。
 
というわけで、
今回は訪ねたキリャグア村で、ある一家族に密着しました。
 
一家の大黒柱であるばあちゃん。
1950年代のフォードトラクターを親友のようにいたわるじいちゃん。
オアシスの畑に鳥たちが飛び交い、水が流れる光景。
 
この二人の笑顔を見るだけでも、きっと優しい気持ちになれるはず。
人間って強いです。
  
連れ添い、共に歳をとる。
その中で、
夫婦はかけがえのないパートナーになることを
二人の姿から感じました。
 
 
 NHKハイビジョン プレミアム8
「世界一番紀行 世界で一番“乾いた大地”チリ・アタカマ砂漠」
11月25日 20時~21時30分
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/info_7later.html
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-wed/main
(再放送の予定などはNHKのHPでご確認ください)
 
 
 

2/
私が共同代表としてスタートした
地球環境写真プロジェクト「Eyewitness」ですが、
お陰様で沢山の励ましを頂いています。
 
そしてやっと Eyewitness HPのパイロット版も完成?!
(これから随時内容をアップさせていきます)
 
ブログもスタートさせました。
http://blog.eye-witness.jp/
(これから随時更新します)
 
Eyewitness の番組が来年1月に放送される予定で、それを作るため、
私は11月20日から3週間の予定で、パタゴニアに行ってまいります。
  
番組の日程などが決まりましたら、
またHPやこのメールでお知らせいたします。
 
 
 

3/
「アサヒカメラ」12月 P186~191
 
最近日本で撮り続けている「神々のおわしまする地」が
アサヒカメラに掲載されています。
新境地の写真を是非、ご覧ください。
 
 
 

4/
「写真家たちの日本紀行」
が好評につき、インターネットでも以下の場所で見られます。
http://gyao.yahoo.co.jp/special/canon/
 
 というわけで、これからも応援よろしくお願いいたします。
 
              桃井和馬 
 
 
 

表現システムの変更 桃井和馬

金曜日, 11月 13th, 2009

Eyewitness がスタートした。
これは、写真家が集まった地球環境「写真」プロジェクトである。
 
日本人は1日1万点の写真を見ている。
しかし1日が終わった時点で、
その中の1点でも覚えている人は少ないのではないだろうか? 
 
私たちが生活する先進国は、
視覚に頼った文明だと言われている。
けれど、その視覚さえ
まともに使っていないというのが本当の所だろう。
  
記憶のメカニズムを探ると、
受動的に現れるものは決して記憶に固定されない。 
 
つまり、1万点の写真とは、見る者にとって、
すべてが受動的に接する対象でしかないのだ。
 
だが、今回 Eyewitness のメンバーとして
集まった写真家たちは皆、受動的な視覚対象、
つまり、曖昧な形で消費される写真は撮っていない。
  
私たちは言葉を持ち、思想を哲学を持ち、
その発露として写真というメディアを
表現の手段として選んでいる。
 
つまり、見る者それぞれが能動的に「想像」しながら、
「思考」しながら写真を見つめて欲しいのだ。

そして、能動的に視覚対象、
つまり良い写真に向き合う時、
それははじめて個人の中で
「記憶」として定着されるのである。
 
Eyewitness で提示する写真はどれも完成度が高い。
本当に良い写真とと向き合って欲しい。
 
その中で、どれだけ写真家が自然の中で、
ギリギリのところまで身体を追いつめ、
一枚の映像を残しているのかを想像して欲しい。

Eyewitness が目指すものは
良い写真を見せるだけではない。
 
私たちが目指しているのは
システムの変更なのである。
 
私たちは1枚の写真を完成させるために、
ある者は何年も繰り返し厳しい環境の中に身を投じ、
ある者はとことんまで金銭的な苦境に置かれながらも、
血が滲むような努力の末に現場に足を運び続けている。
 
だが、写真を掲載する雑誌は深刻な不況のただ中にある。
発表する誌面さえほとんどないというのが現実なのだ。
 
 しかし一方で、私たちの写真を見た方々からは、
本当に力づけられる感想を聞くことができる。
 
社会への提示方法を変えたなら、
きっと写真が本来持つ力を発揮できる、
より多くの人と共有できると、
私たちは確信しているのだ。
 
Eyewitness は
それを具体化させるプロジェクトです。
 
  
これからが本当のスタートですが、
皆様、よろしくお願いいたします。
 

         桃井和馬 

EYE-WITNESS blog スタート

金曜日, 11月 13th, 2009

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●クレジット
プロジェクトEyewitness
 
●参加写真家
桃井和馬
小原玲
倉沢栄一
山下大明 
前川貴行 
会田法行 
野田雅也 
 
●音
rocomoon 
 
  
●プロデューサー
マエキタミヤコ
 

●プロジェクト・アートディレクション
三村漢(niwa no niwa)  
山下リサ(niwa no niwa)